Pyxis


地球周辺磁場マップ作成衛星


 Pyxisは2013年の衛星設計コンテストの設計の部にて、地球電磁気・地球惑星圏学会賞を受賞した衛星です。


 超小型衛星は自身の残留磁気と地球磁場との相互干渉によって、大きな姿勢変動を受けますが、その変動幅を事前に正確に予測することは困難であることが知られています。

 そこで、本ミッションでは、軌道上の地球磁場のマップを作成と、将来の超小型衛星に対して姿勢系の設計・運用を支援する情報の提供を目的としています。さらに、軌道上での残留磁気計測を行うことで、軌道上における人工衛星の残留磁気変化の有無の特定とそのメカニズム解明を目指すことも検討しています。


 現在、ミッション機器搭載の実現性の低さなどから、開発は停止しました。


 ポスターは こちら をご覧ください。

 さらに詳しい情報については 衛星設計コンテスト2013年 をご覧ください。