Look at SAT


CanSat開発


About Look at SAT

 Look at SATのプロジェクトは、学部2年生のみで構成されたメンバーで1から缶サットの開発を行う団体内の教育プログラムです。 作成した機体を、2019年度の秋田県能代市で開催された「能代宇宙イベント」に持参し、他大学と合同で実験を行いました。 これを機に、自団体の先代のノウハウを学ぶことでのスキルアップや、イベントを通じて自身の知見や多くの人との交流も沢山行えました。  Look at SATの名前の由来は、直訳すると「缶サットを見る」というものですが、カメラを用いてブレのない動画を撮影するというミッションを行ったことから、 缶サットが地上を「見る」という点と、私達が地上から缶サットと見るという相互的な意味が込められています。 缶サット本体の色とパラシュートの鮮やかさによって、地上からでも発見されやすい機体となっています。



Look at SAT外観
Look at SAT内部


Mission

 今回のミッションでは、三段階のサクセスクライテリア(以下、SC)を設定しました。以下の表を御覧ください。 撮られた動画がぶれているか否かについての判断は、何が写っているか、どういう状況かを把握できるかどうかで判断することとしました。


サクセスクライテリア


全体
側面


Result

 最終的な実験結果は、残念ながらミニマムSCも達成できないものとなってしまいました。 しかし、パラシュートの開傘率がほぼ100%で、落下する速度も適切であったということが得られました。 また、今回3Dプリンタを使って軽量化を試みた点について、数回落下させても構体本体の損傷(変形は破損など)は見られず、 傷が付く程度であった部分に関しては、良い実験結果として受け止められると考えました。



結果1
結果2