さんぷる歯科医院

その他

炭化水素拡散火炎のプラズマによる大気汚染物質抑制

laser

炭化水素拡散火炎(ガスタービンエンジン,レシプロエンジン,ボイラなど通常の燃焼形態の大半がこれに相当)の反応領域にコロナ放電プラズマを注入することで大気汚染物質(NOx,SOx,すす等)の発生量制御が可能であることを確認.現在,特に未解明の点が多いすす(固体粒子)生成制御機構について検討中.同時に,コロナ放電を用いたすす前駆物質(PAH)の抑制効果の検証について,レーザ誘起蛍光法(LIF)を用いて実験的に実施している.

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レーザ衝撃波駆動型飛翔体の開発

plasma

地上基地から飛翔体表面へ高出力パルスレーザを照射し,表面で発生する衝撃波で飛翔体表面に力積を発生させ,飛翔体を自由に飛行させる新しい駆動方式の開発を進めている.物体表面近傍におけるレーザ照射点に発生する衝撃波の伝播特性ならびにそれに伴い物体表面に作用する圧力の時間変化ならびにそれを表面積で積分してさらに時間積分して得られる推力ベクトル(力積ベクトル)の特性を数値シミュレーションおよび実験により検討している

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UV-LEDマイクロスラスタ

arcjet3

紫外波長の光子は高い光子エネルギーを有する.特に短波長光子の光子エネルギーは固体の原子間(分子間)の結合エネルギーより高いので,表面の原子間(分子間)結合を直接切断することが可能である.このとき切断された原子・分子は表面から放出される.このような光解離反応は非熱的に進行するので,照射点周囲への熱損失が局限される.本研究では,紫外発光ダイオード(2W程度)を固体ポリマー材料に照射し,このとき発生する原子・分子流が表面に及ぼす反力を推力とする新しい推進機を試作し推進性能の評価を行う.

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