宇宙環境科学分野Space environment science

宇宙環境科学分野のキーワード

  • ー地球・大気・プラズマ・オーロラ・惑星・太陽・天文ー

私たちを取り巻く宇宙や地球の環境を理解し、それと調和のとれた科学技術の開発を行っていくことは、特に、航空宇宙を志す者にとって、大切なことです。また、宇宙・地球科学は、近年の、航空機・気球・観測ロケット・人工衛星などを利用した、宇宙・地球観測技術の発達により、大きく進展してきています。みなさんがテレビでよく見る、気象衛星の撮った雲写真は、その一例です。

航空宇宙学専攻では、航空機や宇宙機が飛び交う場である、地球大気や地球周辺の宇宙空間についての基礎学力を養うため、「宇宙科学A(太陽と恒星)」、「宇宙科学B(地球と惑星の大気)」、「宇宙科学C(オーロラ)」の授業を基礎専門科目に配しており、航空か宇宙かによらず、多くの学生が学んでいます。

また、専門科目としては、「宇宙電磁気学A」、「宇宙電磁気学B」があり、本格的に学習したい学生のニーズに応えています。さらに、「研究ゼミナール」や「卒業研究」では、大気から地球周辺の宇宙空間、そして天文学にいたる広い範囲の宇宙・地球環境についての研究指導が、以下の4人の教員によって行われています。

三宅 亙 (宇宙環境科学)
利根川 豊 (宇宙環境科学)
三村 和男 (地球流体力学、気象学)
比田井 昌英 (天体物理学、天文学)