筆者: 水書 稔治
2018年11月17日(土)午後に,航空宇宙学科の教員4名(航空宇宙学専攻・水書稔治教授,同・稲田喜信教授,同・福田紘大准教授,および操縦学専攻・小林久倫教授)と学生5名が東京都立産業技術高専・荒川キャンパス(東京都荒川区)に出向き,「航空科学の魅力と未来」と題したアウトリーチ活動(出前授業)を実施しました.
当日は,都立高専の航空宇宙工学コースを中心に,30名を超える高専学生と多数の教員の皆さんに参加していただきました.実施概要は以下の通りです.
・開会挨拶(水書教授,都立高専航空宇宙工学コース長・山田教授)
・東海大学工学部航空宇宙学科の概要説明(水書教授)
・文部科学省委託事業「実機飛行実習参加報告」(都立高専学生2名)
・特別講演「旅客運航視点での航空産業の魅力」(小林教授)
・特別講演「高高度滞空型ソーラープレーンの開発」(福田准教授)
・ミニ実験:「群制御ドローンの実演」(稲田教授)
・展示室(小林教授による航空機解説)
・閉会の挨拶(水書教授)
今回のアウトリーチ活動は,文部科学省委託事業「実機飛行を通した航空科学実践教育の展開」(代表機関:名古屋大学)の一環として行われ,将来,日本の航空科学を担う研究者と技術者の育成に寄与することがその主旨でした.この観点からは,今回のアウトリーチ活動は成功したと考えています.今後も当学科は,文部科学省,他大学,および関連する研究機関と連携してこのような活動を展開していきます.
写真1.特別講演の様子(小林教授)
写真2.質疑応答の様子
写真3.ミニ実験の様子(ドローン群制御)
写真4.ミニ実験の様子2(ドローン群制御)
写真5.展示室での集合写真