世界初のシステムを開発する無人飛行機研究プロジェクトがスタートしています 2017/12/20 水曜日

著者: 福田 紘大

本専攻の福田紘大准教授の研究グループが、スカパーJSAT株式会社と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と共同で進める 研究プロジェクト「衛星通信を利用するドローンの運行管理システムの開発」がこのほど、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業 「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」に採択されました。

この事業は、物流やインフラ点検、災害対応などの分野で活躍できる無人飛行機やロボットの開発を促し、 社会実装するためのシステム構築や飛行試験などに取り組むものです。本プロジェクトでは、海抜500m以上の高度で飛ぶソーラー無人飛行機を用いて複数台のドローンの運航管理を行うことで、 通信衛星を介して目視外を飛行するドローンからさまざまな情報を収集する世界初のシステムの開発を目指しており、東海大学は、本専攻の福田紘大准教授、電気電子工学科の木村英樹教授、 本専攻の新井啓之研究員が共同で、ソーラー無人飛行機の開発を担当します。11月27日から12月1日には福島県・福島スカイパークで第1回目の飛行実験を実施し成功しました。

詳細は下記のURLをご覧ください。

【東海大学公式サイト】
http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/engineering/news/detail/jsat.html

【NEDOリリースページ】
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100882.html